仮面ライダーTHE FIRST

父が最近レンタルDVDのダビングに懲りだして
その一環でTHE FIRST借りてきたので見れました なので感想を


まず恋愛ドラマっぽいと言われてますが
改造人間をめぐるドラマのひとつってだけでメインではないような気がしました
よく言われてますが、あすかは本郷と一文字の友情を見せるために存在したような感じだし
あとあすかが嫌な女と言われてますが(まあ確かに嫌な女っぽかったですけど)
リアルな女って感じはしました
それに本人に自覚あったり 少ない描写でも優しい部分も描かれてたし
ムカつくほどではなかったですね


晴彦と美代子のエピソードは賛否両論ですが僕は良かったです
長い尺で丁寧に描くのも彼らが裏の主役だからだろうし
(赤いマフラーの意味コメンタリー聞いて分かった)
ただ死ぬ間際のあれは脳改造で奪われてた記憶が戻ったってことなんでしょうか
お互いを愛し合ったまま改造人間として非道な仕事をしてきたんでしょうか


あと一文字は井上敏樹キャラの王道を行ってましたね
カッコつけで素直じゃないけど友達思い
もうリジェクションでいつ死んでもおかしくない状況で
本郷助けるために戻ってきて(もうあの時点であすかが好きなこととか忘れてそう)
最後の「俺の負けだ、うまくやれよ…」は遺言なんでしょうね
マスク残して去っていくし


変身ポーズを構えとして見せるところはグッときました
初代ライダーに思い入れがあるわけじゃないんですが
変身の掛け声もポーズも無くライダーキックとも叫ばない
それはこの映画なら妥当な選択なんだけど
それでもなお…!ってところが…


ってわけで結構楽しめました いろいろ解釈して見れますし
これで「仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼 DC版」に集中できます(オイ)


あと劇場版マジレンジャーのDVDも見れました
劇場版ならではのイベント性にあふれたお祭り映画です
冒頭の展開がうまいなーと思いました
この40分弱くらいが戦隊映画のちょうどいい時間配分なのかも