逃げたりしないプライド

仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼DC版限定版購入
アマゾンで何故か通常版より安くなってたので(逆境ナインの時もそうだった…)


ライダー劇場版にはテレビシリーズ後半への期待を煽る役目もあるわけですが
響鬼の場合メイン客層(子供)を連れ戻す役目がありますからね
ライダーと戦隊の中間的な作風なのはそのためでしょう
メインタイトルといい次々と鬼が出てくるテンポのよさといい
長い時間でも子供を飽きさせないよう作られてたと思います
(子供ってすぐ暇になって「もう帰ろう」とか言うから)
見てて違和感のあるシーンは少なかったんですが
劇場公開版は結構重要なシーンが削られてたみたいですね
まあ上映時間は絶対だから切らなきゃしょうがないんでしょうけど


まあ色眼鏡で見る人も多い作品だったのでいい所を言っているの感想を
回って見たら「(追加された)歌舞鬼の最期がいい」と言う意見をよく見たので
明日夢をかばって壮絶に散ったりするのかと思ったら…
地味ーーーーっ!
ま…まあこれはこれで渋くていいんですが
それまでの所業もあるからあまりカッコいい死に様もアレだし


最後のほう 話が現代パートに戻りますが
これはアームド響鬼のデザインが遅れてああいう撮り方をせざるを得なかったという
話を聞いたことがあるけど 確かにそれだとあの構成にせざるを得ないかも
まあ確証はないんですが
それでも「誰が逃げるかーっ!」と勇敢な明日夢(多分本読んで影響されてる)
「ヒビキさんの剣です ずっと昔から…」はグッと来たんですけどね
過去パートの決着が描かれてないのも
現代とリンクしてあれと同じことが起きたと解釈できなくもない


気になったのはあそこまで鬼を嫌っていた村人が一気に改心した事…
まあ歌舞鬼の陰謀だったと分かったしオロチも倒してホッとしたのかもしれませんが
でも今回DC版の復活したシーンを見て 作る側は
ちゃんと考えて作ってそれでも全体を考えて一部を削ってることが分かったので
(まあ前々から分かってましたけど 実際に見てみると更に)
うかつにスタッフに「考えて作れよ」なんて事を言うと恥になるから言わんほうがいいですね
ネット上の発言て勢いだけの無責任なものも多いし
もうひとつ、特典の歌舞鬼のソフビの顔の塗装がはみ出てる(オイ)


好きなシーンは

  • 「母ちゃんに見つからないようにこっそり食えよ」
  • 音叉を猛士の剣の「響鬼」の文字の部分に当てて変身
  • 敵に押された響鬼が炎を吐いて形勢逆転


まだ一回見ただけなので未発見もあるかもしれませんが
コメンタリー途中だしボーナスディスクもまだだ…
そういやザ・ファーストの時も思いましたが
コメンタリーってそんなにテンション高くやるもんじゃないんですね
初めてみたのが「逆境ナイン」だったからな
あのコメンタリーは危なくて行儀悪くて最高だった


http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000DZJLVG/250-7738478-4574657?v=glance&n=561958


どうでもいいけど明日夢を誤変換すると「明日無」になった
希望もクソも無い名前だ…