アニメ夜話 ガンバの冒険

お気に入りシーンで自分の予想してたシーンが2つも出てビックリした
(第一話冒頭とイカサマが雨の中泣きながらボコボコに殴るシーン)
ただ、冒頭の話は演出の話になってましたが
僕があの場面で好きなのはガンバとボーボのやりとりなんですよね


ドブ川を行きながら海を目指す2匹
やる気満々のガンバと乗り気じゃないボーボ


ボーボ「ねえガンバ 海ってどんな所かなぁ?」
ガンバ「何言ってんだボーボ わかんねえから行くんじゃねえか!



(細かい違いはあるかもしれませんが)このセリフにシビれました!
冒険ものの主役に相応しいセリフ!!
しかもこの直後にサブタイトルが入ってそのサブタイが「冒険だ!海へ出よう!」ですよ!
カッコいいなあ…何十年経ってもカッコいい


あと個人的な意見では ノロイ島上陸後のシーン
忠太が姉ちゃんのいる洞窟に入る
仲間たちは忠太の姉さんに合える事にワクワクして小突きあう
しかし中は血痕だらけで誰もいない
絶望する忠太 そこにイカサマが死体があるわけじゃないし死んだとは限らない
サイコロを振るから死んでると思うなら半 生きてると思うなら丁に賭けろと言う
泣きながら「丁!」と叫ぶ忠太
サイの目を開こうとすると ガンバたちが一斉に止める
もし半が出たらどうするんだと
イカサマはサイコロに細工して 丁しか出ないようにしてるから大丈夫だと言うが
ミスして半を出してしまう 困るイカサマをほら見ろとばかりに小突く一同…
このギャグとシリアスのさじ加減の絶妙さが凄く好きです
最初に小突きあってるガンバたちはホントに可愛い絵なんですよ


ノロイ島での絶望感は凄いんですが このなんとか明るさを貫こうとする姿勢のおかげで
ガンバたちを応援したくなるんですよね
普通無理ですよ 上陸時にあんだけ戦力差見せ付けられたら
どうやって倒すんだよこんな奴ら!って感じで


僕 実は序盤(ザクリ戦あたり)までとノロイ島上陸後しか本腰入れて見てないんですよね…
いつかちゃんと見ないとなぁ…

ガンバの冒険 DVDBOX

ガンバの冒険 DVDBOX




ギャグとシリアスのさじ加減と言えば「ジャングルの王者ターちゃん」も凄いです
(アニメ版しか見てませんが)
基本はどシリアスなんですが(ジャングルでの日常は除く)
どんな時でもギャグを忘れない しかもギャグの入れ方が嫌味になってない
シリアスな中でギャグ入れるのってセンスがないと 凄い腹立つんですよ 「ふざけんな!」って
やっぱ作品を作る時は倫理観が大事だなと思います
あと今見ると密度が半端じゃない 「○○編」って感じのシリーズって
普通のアニメなら一編に1〜2クール以上かけるでしょうが(特に原作ものは)
これは一年でそれを4つもやってますからね(しかも1話完結の話を除いて)