ハーロックになれない男たち

アオイホノオの２巻が出てたので買う

アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)

焔が自分の無力を痛感しつつも具体的に何かできるわけじゃなく
もどかしい感じが今の自分には痛烈に伝わってくる…！

ハーロックのいうように上手くいかない時は
飲んで寝て構えるのが一番かもしれないが
小心者なのでそれもうまくできない…

まわりの…いや僕が勝手にまわり呼ばわりしてるだけですが
まわりが順調に絵やらなんやらで結果を残し…
自分は…上手くなるためとはいえ果たして誰が望んでるのか
わからない女の子絵を描き…（無論別に嫌々やってるんじゃないですが）
他の教科の５倍ぐらい時間をかけてやった数学のレポートは
１００％再提出をくらい…！（数学死ね！！）
そもそも今学校に行ってるモチベーションが
年金払うより学費のほうが安く済むからと　単位取ったんだから卒業しなきゃ損ってだけで…

この焔は俺だ…今の俺だ…！

あ、でも焔は２０歳ぐらいだけど自分はもう２４…

若い時の４年は…デカい…っ！！

もちろん元気の出るシーンもあったんですけどね

• パンのはじっこというだけで　パンと同じだろ！？

• 石森章太郎は…元々絵が上手いから…わからないんですよ！

• 高橋留美子が　『めぞん一刻』で何をやろうとしているのか…

最後のは２巻で一番笑ったシーンですね　まだ気にしてたのか！って

石森章太郎のくだりも…よく言われますよね
感覚でやってしまうタイプの天才は理屈をこねないから教えるのは下手って
「できるからできる」じゃ凡人の俺らにはわかんねーんだよ！！って感じで

この話は数学にも通じると思う…
ちゃんと教える側は理解させる気があるのか！
ただでさえ理解のハードルを越えるのが難しい教科なんだぞ！
授業だって早口でわけわからん単語をバーッと並べて次々行くしよー！
（まあ通信制は授業時間が全日制より短いからですが）
なんだあの教科書の薄さは！もっとやりすぎじゃないかってぐらい丁寧に解説しろ！
数学の嫌な所って「なんで分からないかがまずわからない」所だけど
お前らも俺らがなんでわかってないかがわかってないだろ！
だからレポートに「？」なんて書いて返すんだろ！！
（※十中八九「なんでここがこういう計算になるの？」って意味）
バカをなめるな―――っ！！！

…ここまで書いてて犬マユゲの便利コントローラーの回を思い出した…
スーファミ全盛の時代　連射機能付きとかいろんな便利コントローラーが発売されたけど
そもそも真のヘタクソプレイヤーは
どういう時にどのボタンを押せばいいのかわからないのであって
そんな機能つけても救われないという話でした

わかりやすいチュートリアルは大事なんだよ…
いや漫才コンビの名前じゃないですよ
とりあえず自分はわかりやすいマンガ描かなきゃ…

さて　わかりやすいマンガといえば画太郎先生ですが（強引なスライド）

世にも奇妙な漫・画太郎 7 (ヤングジャンプコミックス)

これで最終巻なのかな　全巻そろえました
７巻を先に買ったんですが　よく考えたら最後のおまけ漫画は
発売順に読まないとわからないんですよね…
まあ６巻と７巻はそんなでもなかったので…
てゆーか５巻が凄すぎました
いくらコピーが得意技でもそろそろ飽きてきたなと思ってたところに
今までの積み重ねが爆発した感じで…

あと７巻はラガンちゃんとメガネちゃんが可愛かったんですが
そういう娘たちをああいう目に合わせるあたりさすが画太郎先生と言うか
しかも無茶苦茶な展開のようでちゃんと複線張ってあるし
（オチも読み返せば意味がわかる）
画太郎先生って　昔描いたものを意外と大事にするんですよね
たまに「なかったことにしてください」になりますけど