ジャンプスカウトキャラバン2010レポート

ジャンプスカウトキャラバン2010行ってきました

原稿は結局描く予定だった背景を妥協したり
早く完成させるために手を抜いた部分があるので
これでもう絵に関しては何言われても文句言えない…


まあ受付が9時半からなので8時半に出たかったんですが
それでも手こずって10時過ぎに出るという体たらく


しかし締め切りに原稿を間に合わせたのが久しぶりなので(どうなのそれ)
不思議な充実感はありました


御堂会館の案内板に沿って進むと
スカウトキャラバン参加の方ですか?」みたいな事と
SQ志望かジャンプ志望かを聞かれ 整理券を受け取ったら
集合時間が約六時間後の午後五時…まあ遅めに行ったのが悪いので甘んじて受け止める…

マクドナルドでフィレオフィッシュ食べてたら完全徹夜が響いたのか
吐きそうに…てゆーかちょっと吐きました
上側のパンが上あごに引っ付く感じ久しぶりだったなあ

結局いったん家に帰ってちょっと寝て 待ち時間に外で原稿の
ページ番号入れたり 線画はみ出してるところを修正したり
時間の余裕が無かったらさらに酷いクオリティのを見せるところだったので
プラマイゼロですね


集合時間前に会場に行き 整理券返して
並んで待った後 編集者たちの待つ室内へ
パーテーション(?)で仕切られた室内は
編集部の持ち込みスペースって実際こんな感じっぽいなーって感じ

並んだイスに座って順番を待つ様は面接のよう ある意味同じですが

合間から見える持ち込み風景に刺激を受けつつ
自分も指摘されたり意見を言ったりするんだなーと少しワクワクしてました
電話での打ち合わせは経験済みだったので耐性がついてたんでしょう
で、いざ名前を呼ばれて自分の番 原稿を見せる間にアンケート用紙に記入
なんだかんだいって指や足がガタってたので緊張してたようです

で、読み終わっての最初の感想は


「面白かったですよ」


ええええ褒められた!! 正直まずいなと思ってたんです
読んでる時溜め息つかれたので
ただここからが問題で ざっくり言うと
「だけどジャンプ読者より低年齢向け」とハッキリ言われました


これは自分でも自覚はあったんですが 最近ジャンプに
そういうのが無いから自分が描くという(生意気ながら)意気込みも入ってたんですが
見事に実りませんでしたね…
今のジャンプは昔に比べて読者年齢も上がって中学生ぐらいが中心ターゲットとハッキリ言われました(小学生も読んではいますが)


正直面白いといわれたのは嬉しいんですが
この方向性の違いはちょっとやそっと面白かったところで
覆せないんですよね まさに詰みです
(ぶっちぎりで面白ければ受け入れられるのかは不明)


溜め息つかれたのも「これをうちに持ってこられても」っていう思いからだったんでしょうね
熱く語るどころか沈黙が大半を占め 僕は僕で何も気の利いたこと言えない
非常に気まずい時間でした…
やっぱ向き不向きは事前に考慮した方がいいみたいです…


とりあえず最後に
特製評価シートと
(キャラクター◎ 構成力演出力が○ ほか無印でした ジャンプでキャラが認められるのはやっぱ嬉しい)
原画見本帳 特製原稿用紙(トレジャーの賞品でもう持ってるけど) 
ネームノート(枠付きのノートだけど 多分使わない)をもらい終了しました

他に気になったところは
最強ジャンプはやはり ジャンプより年齢層低めでうまくいけば月刊化もある」
 (自分は児童マンガの幅が増えて欲しいので買います)
「(僕の「少年誌で児童向けっぽい要素が入れやすいのはジャンプと思った」という発言に対し)
 まあジャンプかサンデーですね マガジンはちょっと大人向けだし でもこれサンデーっぽい」


…まあ 対象年齢を上げたやつ描くしかないですね
「口撃王ユージ」は絵柄が古いとか尻すぼみとは紙面で評されてましたけど
少年漫画とは認められてたっぽいので(直接確認してませんが)
自分にも描く事はできるはずです 問題はいかに
少年漫画でありつつ自分の好きな要素も兼ね備えた作品にできるかですね


まあそんなこと書いといてアレですが
ジャンプ以外の可能性の模索もしたいんですよね
ただ僕はマンガ雑誌をほとんど読んでないのでどういう雑誌があるのかに驚くほど無知だったり…

こんなところです 睡眠時間短いのでアタマ回ってなくて文章おかしいかもですが
今後の方針も考えつつ行動していきたいですね もう20台の中盤過ぎちゃったからなぁ…