スイプリ21話考察

スイートプリキュア♪#21話を何度もリピートしているのですが

今回はビート誕生編の前編か中編という感じだし
自分の中でも決定的な結論が出たわけではないのですが
猛烈に感想書きたくなったので書きます


そもそも僕はハミィは何があってもへこたれない
鋼のポジティブメンタルの持ち主だと思ってたんですが
違ったんですね
少なくとも前回ハッキリ騙してたと言われたあたりからは
ずっとガマンしてた(もしかしたらもっと前からそういう感情はあったのかも)


それを踏まえて見るかどうかで評価が分かれると思うんですが
最初のアフロディテに対する「信じてるニャ」も 強がり入ってるし
元気がない時に食べるカップケーキをいくつも食べたり
(この時 意図的に表情が映らないように演出されてる)
「いっぱい食べて元気出すニャ」ってセイレーンへの回想セリフも
ハミィ自身に跳ね返ってきてるのがもう…


歌の練習をしたのもセイレーンに一緒に練習してた頃の気持ちを
少しでも思い出してほしいからでしょう
(この辺の描写があるから今回のハミィを何もしてないという意見には賛同できない)
よく考えたら捕まった時の描写がないけど
自分から会いにいったのかもしれない
そこはぼかされてるから妄想の域を出ないけど




そして捕まった後 


「ハミィのことなんか気にすることないニャ」
を言う前の微妙な間も
セイレーンが胸を痛めたのを知ったからなのか…


セイレーンに「それでもいいニャ」というあたりから
声にどんどん「泣き」の感情が入ってきてて
「ずーっとともだちニャ!!」で…ぐっ…!


最初は三石さんの芝居のよさに感動したんですが
だんだんこの子どういう気持ちで
泣きながらこれを言ってるんだろうと考えると
そっちで泣けてきちゃって…
裏切られた悲しみもあるだろうけど
そもそも自分のやろうとしてる事が
100%正しいとも思ってないけど それでも…!
という気持ちがあるんじゃないだろうか
下手すりゃ世界を敵にまわすかもしれない決断だし


歌声に合わせて昔を思い出すのもオトナ帝国的演出ですね


ハミィがそこまでの思いを抱えてたんなら
もしかしたら寝てたってのも寝たフリだったんじゃねーのと勘ぐっちゃうぐらい
(天然さがないわけでもないでしょうけど)


セイレーンの「ハミィを傷つけないで」も
セリフそのままの意味でとったら「お前が言うな」って突っ込みたくなるだろうけど
僕はあれは今のセイレーンに対する「洗脳の影響のない 心の底の素の声」だと思います
ネックレスを壊したのもそれでしょうし
ハミィを助けた後我に返ってた(と言うのか知らんが)し
モジューレなしでプリキュア(不完全体みたいなもんだが)に
なったのは いつもの変身能力で
心の奥底のみんなの幸せのために戦うプリキュアへの憧れの反映とかかなー
とか妄想もしましたが まあ考えすぎでしょうね 次回以降明かされるでしょう


他にも 13話の辛い時には空を見上げるというエピソードが反映されてたり
まあこの辺は人の受け売りだけどな!!
ハミィとフェアリートーンが助かるくだりが強引だったり
100点満点じゃないだろうけど
僕は大好きですね このエピソード



最近思うんですが 当たり前だけど
Twitterなどの実況が盛り上がる=いいアニメではないと思うんですよね
じっくり見ることで良さがしみて来る作品とか
スイプリは実写畑の人がシリーズ構成なのもあるでしょうが
そっちに近い作品だと思います
(まあ僕も実況はしてますけど…)
そういう意味では前年のハトプリは瞬間的な楽しさに溢れてました
もちろんそういう作品もいいんですが そうでない作品を必要以上に下に見る傾
向はどうかと思うんですよね


追記:なんか自分がいろいろ言うより ここを見たほうがわかりやすいかもしれない
http://www.syu-ta.com/blog/2011/07/11/043432.shtml
スイートプリキュア♪』#21で、ハミィが涙を流しながらもセイレーンを信じ続ける描写に対する談義